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ダメな経営者の特徴15選|無能な経営者にならないためにすべきこと

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ダメな経営者の特徴15選|無能な経営者にならないためにすべきこと

ダメな経営者の特徴5選【人間性】

1. 優柔不断である

社員を動かしている大元は経営者であり、方針が定まっていなければ社員は動かないため、経営者には決断力が必要となります。

さらに、現在では多くの業種で製品、サービスのコモディティ化が進んでいるため、意思決定のスピードを上げ、先行者優位の立場に立つことが非常に重要となっています。

したがって、経営者が優柔不断である場合、市場から取り残されてしまう危険性があるのです。

2. 感情の起伏が激しい

社長の感情の起伏が激しいと、全てにおいて冷静な判断が下せなくなってしまいます。

例としては、取引先との関係が円滑に進まないことが挙げられます。両社とも利益が見込めると考え付き合っているにもかかわらず、社長の主観を持ち込みすり寄ったり離れたりを繰り返していれば、とても会社として円滑な関係は築けないでしょう。

また、社内でトップの立場である社長が感情的に叱責する場合、部下は委縮してしまいます。結果として「どうすれば社長に怒られずに済むのか」考えるようになり、従業員が本質的な目的を見失ってしまいます。

3. 悲観的である

悲観的であることのデメリットは、リスクをとることや挑戦を委縮してしまうことです。

経営はリスクをとることや挑戦の連続であり、躊躇していたら得るものは極端に少なくなります。

挑戦して成功すれば成果物、失敗すれば経験が得られるため悲観的である必要はありません。

4. 勉強嫌いである

勉強嫌いはつまり知的好奇心が薄く新たに学ぼうという姿勢が弱いことを指します。

現代の社会やビジネス界は、変化のスピードが速く予測不能であるVUCAの時代だと言われています。

  • V(Volatility):変動性
  • U(Unsertainly):不確実性
  • C(Complexity):複雑性
  • A(Ambiguilty):曖昧性

この頭文字をとってVUCA時代と呼びます。

そんなVUCA時代の中で、企業は生き残る必要があります。

その中で社長が勉強嫌いであれば、市場に取り残されてしまいます。

5. 考え方に柔軟性が無い

過去の成功に囚われたり長きにわたって一定の価値観だけに触れ続けると、価値観が固定化されてしまい、考え方に柔軟性が無くなってしまうことがあります。

上述した変化の速いVUCA時代には柔軟で変化に強い会社を作らなくてはいけないため、1つの考え方に固執してしまうことも会社の衰退を招くと言えるでしょう。

また、自分がいなくても会社経営が滞りなく進んでいけるように、会社の将来についても柔軟に考えていくことが重要です。

ダメな経営者の特徴5選【労働環境】

1. ハラスメントを許容している

近年ハラスメントの報告件数は上昇の一途をたどっています。

それは近年になっていろいろなハラスメントが認知されてきたからであるという背景もあり、経営者は慎重に情報をキャッチアップし対処していく必要があります。

それを怠り、部下にハラスメントをしたり、部下のハラスメントを看過していれば離職率が上がるリスクが高まります。

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2. 長時間労働を強要する

前提として、就業規則を超えた労働時間で働かせている、残業代を支払わない場合は、ダメというより違法であるためこの章の例からは外します。

しかし、残業代を支払っているからと言って長時間労働を強いると、従業員の健康を損なってしまう恐れがあります。

そんな働きにくい環境では、離職が増えてしまう危険性が高いでしょう。

3. 多様性に対する理解が浅い

人によって多様な価値観・考え方があるということを理解することは簡単ではありませんが、働きやすい環境を作り離職を減らすためには絶えず理解を深める必要があります。

性選択や働き方、ライフスタイルなど価値観・考え方が抱合する範囲は広大であり、全て理解しているつもりになっている経営者も少なからず存在しているのではないでしょうか。

仕事と生活は密接にかかわるものであり、もし就業規則などで働き方にまつわる価値観を過度に押し付けていれば、離職率は高くなる危険性があります。

4. 特定の従業員を贔屓・差別する

従業員を公平に扱う意義は、従業員の健全な目的意識、従業員からの信頼感の醸成、にあります。

まず、目的意識に関しては、贔屓・差別があると従業員は「気に入られるために」仕事をする危険性があり、それは会社の利益を追求する本来の姿勢からずれてしまいます。

そして、信頼感に関しては、贔屓・差別があると正当に評価されないことで評価者に対する信頼を失い、離職に繋がってしまいます。

特に、立場が一番上である経営者が贔屓や・差別をすることは従業員にとって大きな悪影響を与えるでしょう。

5. 福利厚生に対する関心が薄い

福利厚生とは、給与や賞与といった基本的な労働対価とは別に、社員が働きやすい環境を作る目的で定められた従業員とその家族に提供する報酬を指します。

労働対価のみを支払うことは法には触れないかもしれませんが、働きにくい環境で仕事をしたいと思う従業員は少ないため、離職率を増加させてしまう危険性があります。

ダメな経営者の特徴5選【経営能力】

1. 数字に弱い

数字とは客観的な指標であり、数字に弱いというのは会社の現状や未来について検討がつかないことを明示してしまっています。

会社の売上や予算、利益を把握しておらずどうなっていくか計算できない経営者は客観的な指標を無視しているため、客観的な判断も下せないでしょう。

2. 他責思考である

何かの取り組みに失敗した際に、他人のせいにすれば、楽ではありますが自分にとって何の学びもありません。

また、経営者は会社の責任を背負う立場であり、部下が失敗したことに対して責任を全て押し付けるべきではありません。

立場的に最終的な責任を負う義務がある上に、「自分には何ができただろうか」と常日頃考えたほうが生産的であるため、経営者には自責思考が求められます。

したがって、他責思考の経営者は責任も生産性も放棄していると言えます。

3. ビジョン・ミッションへの理解が浅い

ビジョン・ミッションとは会社全体の目指すべき目標を記したものであり、経営をしている人物が一番の理解者である必要があります。

目標もわからない、または理解が浅いまま行動をすることはできません。行動したとしても、本来意図していた姿と一致する可能性は低くなるでしょう。

4.先見性がない

VUCAの時代と呼ばれる変化の速い市場で、何が求められているのかを経営者は常に考えなければいけません。

目の前のことに集中することも大事ですが、全てが現在思った通りになるわけではありません。長期的な視点を意識し先見性を持たなければ、市場から取り残されてしまうでしょう。

5. 俯瞰的な視点がない

俯瞰的な視点とは、物事の全体像を捉え、情報を多角的に見ることを指します。

経営者は部署や個人ごとの結果を総合的に見る必要があります。

例えば、とある顧客の売り上げが急増することは、営業部としては嬉しいかもしれませんが、会社全体として与信管理にリスクが生まれてしまうことがあります。

このように、一つの物事をどう見るかは立場によって違い、経営者の視野が狭いと気づかぬ内にリスクに足元をすくわれてしまうことがあります。

無能な経営者にならないためにすべきこと

1. 自分の性格・人間性を省みる

本記事でダメな経営者の「人間性」についても触れたように、経営者の性格・人格も会社経営に影響を与えます。

それでは、どのように経営者に向いている性格か客観的に判断すればよいのでしょうか。

ビジネスの観点から、自分の今の性格が経営者に向いているか判断する方法として、エニアグラムが適しています。

エニアグラムとは、ギリシャ語で「9の図」を表す言葉であり、性格を9つのタイプに分ける手法であり、エニアグラムを用いることで、9つの性格タイプごとの世界観や動機、特性に加え、習慣的思考・感情・行動パターンを理解することができると言われています。

ビジネスシーンでは多く活用されてきた歴史があるため、違っていれば自省するためにも全国エニアグラム学会のWEBサイトで受けることができるテストを試してみてはいかがでしょうか。

2. 俯瞰力を鍛える

よく「経営者的視点」と呼ばれたりもしますが、経営者は物事の全体像を捉え、多角的な視点を持つことが求められます。

1つの施策をやるにあたっても部署によって良い影響をもたらすのか悪い影響をもたらすのかも変わってくるため、会社を動かす経営者が何より俯瞰的視点を持っていなければならないのです。

まず第一歩としてできることは、起こした行動の振り返りを欠かさないことです。絶えず自分を客観的に見ることは物事を多角的に見る訓練になります。

3. 絶えず自己変革する

本記事では、変化の速いVUCAの時代に柔軟性や先見性を持つことの重要性を説いてきましたが、それを可能にするには絶えず自己変革をする必要があります。

つまり、経営者自身が現状に妥協することなく積極的な姿勢で学び、情報収集することが大切です。さらに、そのような勤勉な姿勢は社員にも届き、共に成長する環境ができるでしょう。

4. 客観的な意見をくみ取る仕組みを作る

本稿ではダメな経営者の特徴についてまとめましたが、書いてあること全てを経営者自身が気づくことは難しいです。

価値観や考え方を例にとっても無数にあり、自分を100%理解することは不可能です。したがって、1on1やアンケートなどで常に従業員と対話を欠かさないことも重要になります。

1on1は現場でやるものであるという考え方がありますが、経営者の方も役員と話し会社の在り方について考えてもいいかもしれません。

まとめ

今回はダメな経営者の特徴をまとめましたが、この記事を読んで経営者様が現状に妥協しない姿勢をつくり、健康な経営に役立てていただければ幸いです。

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